注音符号とはなに?

注音符号(ちゅういんふーはお)は台湾でのひらがなのようなものです。

日本語もひらがなを変換して漢字を出すように、台湾にも注音符号(ちゅういんふーはお)というひらがなのような文字があります。

注音符号はボポモフォとも呼ばれていて語源は、日本語で言う「あいうえお」と同じで、ㄅㄆㄇㄈ(ばー、ぱー、まー、ふぁー)が「あいうえお」と同じ位置にあってそう呼ばれているようです。一般的には注音符号、と呼びます。

中国本土ではローマ字入力ですが、台湾では注音符号を使って中国語に変換します

ボポモフォとも呼びますが、ほとんどそう呼ばれることはありません。

台湾のキーボード

左端にㄅㄆㄇㄈと振ってあります。日本語キーボードも同じようにひらがなが振ってありますので、台湾のひらがなはこういうもの、と慣れていくといいと思います。

キーボードの読み方。

ばー ㄅ

ぱー ㄆ

まー ㄇ

ふぁー ㄈ

です。

これらを組み合わせて漢字にします。

ばー(ㄅ) と あい(ㄞ)を組み合わせると「バイ」と読めます。掰掰(バイバイ)、はㄉㄞㄉㄞ、で変換。

それに 

ˇ ˋ ˊ ˙

と言った記号付きがあります。これは語尾を上り口調か下がり口調か、ピタッと止めて発音するか、の違いを表記していて、上を向いていたら話すときに語尾を上にあげる調子で発音します。中国語でよくある発音の強弱を表しています。

この記号も入力では重要で、小さい記号だから無視して使っていると後で困ります。

左から2列目

だー ㄉ

たー ㄊ

なー ㄋ

らー ㄌ

左から3列目

ˇ  これは発音の強弱を示す記号です。

がー ㄍ

かー ㄎ

はー ㄏ

ㄏ(はー)は日本語にはない独自の発音で、正式な発音を覚えた方が聞き取りやすいと思います。ㄏ(はー)と発音するのは日本語のイメージだと志村けんのアイーン、のイーをㄏ(はー)と発音するとしっくりきます。要は口を横に開いて歯は閉じてる、ような発音がㄏ(はー)なのです。

左から4列目

ㄓ  づー

ㄔ チュー

ㄕ シュー

ㄖ るー

この列だけ独特な発音だらけです。全部歯を閉じて発音する4文字で、慣れるまでとまどう列です。発音はづー、ちゅー 、しゅー 、るー、ですが、ちょっと独特でうまく発音しないと伝わらない、といった事もあるので、最初は正式な発音で覚えて、会話が難なくできる程度になったら崩していく、が良さそうです。この列は基本志村けんのアイーンのイーで発音します。

左から5列目

ㄗ ずー

ㄘ つー

ㄙ すー

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